クロアチア共和国

硬貨の裏面に描かれている動植物はデザイン的にも素晴らしく、特に熊の表情は生き生きとしています。
あるサイトの情報では、クロアチアは東欧でもっとも熊が多いく国だとか。
また、クーナ硬貨の額面側にはテンがデザインされていますが、かつてのクロアチアでは通貨の換わりにテンの毛皮が取引に使われていたのが由来するとのことです。
硬貨の額面を見ていて気づいたのは、クロアチアの数の数え方は英語のような単数形と複数形(BookとBooks)のような違いが無いようですし、値が２の場合の数え方が他の値と違っています。
日本でも、「いっぴき〜にひき〜さんびき」のように呼びますから、似たような文化を持つクロアチアに親しみをおぼえます。

通貨単位はクーナ（HRK）、補助単位はリパ。
１リパと２リパはほとんど流通していません。
日本では、商品を３９９円などと値付けて安さを強調しますが、クロアチアでは上記の理由からか３．９５クーナや３．９０クーナとする値付け方法が多く、３．９９クーナの値札は見られないとのことです。